日常生活が不自由

着替えや食事、トイレ、お風呂など、普段何気なく行っている日常生活の各動作も、身体に不自由が生じると途端に困難になってしまいます。痛みが原因の場合は痛みの緩和に努めながら、ゆっくりじっくり機能訓練を行います。できることを一つずつ取り戻していくことで、身体を動かす意欲も向上し、より効果を高めてくれます。

手足などに麻痺

関節拘縮や麻痺は、その部分をかばってしまう為に健康な他の部位まで痛めてしまうことです。まずは筋肉の拘縮や痺れを緩和し、できる範囲の動作から始めていきます。無理のない程度に動かしながら、徐々にできる動作を増やしていき、元の状態へと近づけていきます。

寝たきり

初めは硬くなった身体を緩めることから始めます。マッサージやストレッチなどで硬くなっている身体を少しずつ緩めて、体を起こすなどの動作をしていきます。マッサージや鍼灸などを行い、まずはベッドから起き上がることを目標にし、自力で歩けるように、施術していきます。

体操・運動

デイサービス・介護施設などで集団体操や運動レクレーションを行っております。運動不足による筋力の低下や関節の拘縮で可動域が狭くなり、日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)の低下の要因になってしまいます。体操や運動をしながら、筋肉低下の予防や可動域を拡げていき、自立した生活を送るための身体の機能の維持や向上を目的に行います。また運動することで脳へ刺激を与えることができ、認知症予防に効果があります。

美容鍼

細い鍼で皮膚に刺して、血行を良くしたり、筋肉の緊張を緩める効果があります。肌の内側の細胞や組織に直接アプローチすることで、細胞や組織の代謝が良くなり、肌に張りやつやを与えてくれます。更には、顔の筋肉を直接刺激するため、顔のリフトアップやしわの改善といったアンチエイジング効果も期待できます。このようにさまざまな効果をもたらす美容鍼施術を行っています。

歩行困難

歩行困難の理由には、足腰の痛みや筋力の低下など様々ありますが、「歩くのが怖い」という不安感があります。痛みが原因のものに関しては施術によって緩和していきながら、少しずつ歩くことを行い、「歩くのは怖くない」と安心してもらうようにサポートしていきます。

筋力低下

加齢や運動不足による筋力が低下し筋肉が萎縮してしまい、関節が動かしにくくなってしまいます。まず、使うことが少なくなった筋肉や関節を動かすところから始めていきます。また寝返り、起き上がり、座位保持、立ち上がり、立位保持、歩行などの基本動作がスムーズに行なわれるように訓練していきます。症状や状態に合わせて適切な運動や機能訓練を行っていきます。

認知症予防

擦過鍼とは皮膚の表面をさするだけの刺さない鍼です。擦過鍼による軽微な皮膚への刺激は脳内の血流量を増加するという研究報告があり、脳内の血流量が増えることで自律神経のバランスを整えて、認知症予防に期待できます。そのほか周辺症状や肩こり、腰痛などの症状の緩和にもつながります。